【スクラッチ入門・13】正方形をかいてみよう①

正多角形※をキレイにかくのはたいへんですが、プログラムを使えば、かんたんにかくことができます。ここでは、正方形(正四角形)をかいてみましょう。正方形の1つの角度は90度です。100歩まっすぐ進すんで、90度曲まがる動きを4回くり返すプログラムを作ります。

 ※正三角形や正方形、正五角形など、すべての角の角度が同じ図形のことで、小学5年生で習います。


・「ペン」のブロックを追加する

(1)画面に図形をかくには、「ペン」のブロックを使います。最初はひょうじされていないので、ブロックを追加して図形をかくじゅんびをしましょう。 スクラッチの画面をひょうじしたら、画面の左下にある「拡張機能を追加」をタップします。

(2)拡張機能がひょうじされたら、「ペン」をタップします。

(3)「ペン」のブロックが追加されました。


・「100歩進んだあとで右に90度曲がる」のプログラムで線をかく

(1)まず、「イベント」をタップして、「緑の旗が押されたとき」ブロックをコードエリアにドラッグします。

(2)追加したペンのブロックを使います。「ペン」をタップし、「緑の旗が押されたとき」ブロックの下に、「ペンを下ろす」ブロックを追加します。

(3)続いて、「動き」の「○歩動かす」ブロックを追加します。数字を「100」に変えて、「100歩動かす」にします。

(4)次に「右に○度回す」ブロックを追加します。数字を「90」に変えて、「右に90度回す」にします。

(5)このじょうたいで、いったん動かしてみましょう。画面上の「緑の旗」をタップします。ネコが100歩動いて線をかき、右に90度向きを変えたら成功です。

(6)かいた線を消しておきましょう。「ペン」をタップし、「全部消す」ブロックをタップします。ステージにひょうじされているペンの線が消えます。

(7)ネコの位置や向きのじょうほうは、画面の右下にひょうじされています。元の向きにもどすために、「向き」の数字を「90」に変えます。 

[出典] 

「ゆび1本ではじめるScratch3.0かんたんプログラミング[超入門編]」(ジャムハウス)

はじめる! 楽しむ! プログラミング −こどもプログラミング教育のツボ- | ジャムハウス

いよいよ2020年に小学校から必修化となるプログラミング教育。 「なんのためにプログラミングをするの?」 「具体的にどんな勉強をするの?」 「教材はなにを使えばいいの?」 などと、疑問の声もたくさんあるのではないでしょうか。 このサイトは、プログラミング教育必修化に備えるお子さまと親御さま、それを教える先生方のための総合情報サイトです。